エンジニアは神様でも奴隷でもない

最近はチームに恵まれているので使う機会がないが、私がよく使う言葉に 「エンジニアは神様ではない」 がある。

これは別に「俺は神様じゃないから何でもできる訳ではない」 の意味ではない。

エンジニアと一緒に働くエンジニア以外の人種は、大きく2つのタイプに分かれていると感じている。

  • エンジニアを使うタイプ
  • エンジニアにお願いをするタイプ

私がこの言葉を投げかけるのは、主に後者のタイプへ、である。

人はどんなチームで働きたいのか

後者には続けて、このような説明をする。

「そんな一々頭を下げて自分に作業をお願いをするような事をしないで欲しい。 私とあなたの間に上下関係があるならまだしも、特にそういうものはない。 (なんだったらあなたの方が若干ポジション的には上とも言える。) 私は問題解決の手段としてプログラミングというちょっとレアかもしれないスキルを持っているだけだ。 ただそれだけの理由で、チームメイトからお願いされるような立場になりたくない。 フラットに、それぞれがそれぞれのスキルを駆使して物事を解決するチームでありたい。」

私がこう思うのは、純粋にその方が物事は上手く解決できるし、風通しもよく働きやすいからだ。

本当のところ「お願いされるような状態」が発生するには、色々理由もあるだろう。

  • エンジニアの工数が極端に足りておらず、お願い合戦になっている
  • エンジニアの立場が非常に高い職場である
  • 面倒くさい人だと思われており、できるだけ面倒が起きないように扱われている

どれも根深そうに見える。 が、そうでもない。 「俺はお願い合戦とか非効率だと思ってるから」「エンジニアの立場が異常に高い職場だと思ってるけど、それ行き過ぎだと思ってるから」「俺が面倒くさいかどうかはさておき、お願いとかされるチームで働くの嫌だから」 と言い続けると、案外これらは解決する。

だいたい、解決したあとのほうが働きやすいし、チームの団結もできる。

何を言いたいのかというと

神様みたいに扱われてる職場では、自分、及び所属チームの力を発揮できていないと思うぞ。 それは周りのパフォーマンスを出し切れていないからだ。 それは逆に奴隷のように使われている職場でも同じだ。 声のでかい奴が偉そうに君臨して、周りのパフォーマンスを落としている。

チーム全体が最高のパフォーマンスを発揮している所でこそ、自身のパフォーマンスも、成長も有るのだ。